いぬラブ、ねこラブ

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大の猫好きとして知られ、怒涛の更新回数を誇るブログで愛猫たちの写真を公開している、しょこたんこと中川翔子さん。４月2日には3年半ぶりのアルバム『9lives』が発売されますが、コンセプトはしょこたん熱望の猫！ということで、ＣＤジャケットは愛猫マミタスとのツーショット、ミュージックビデオには9999匹の猫が登場するなど、まるで猫祭り状態！　そこで、しょこたんのほとばしる猫への愛と、渾身の最新アルバムについてうかがってきました！

しょこたん渾身の猫づくしアルバム！

2014年4月2日発売のアルバム『9lives』
初回生産限定盤＜CD ＋ DVD＞4167円＋税
ふたりの目力に引き寄せられます。顔も似てる!?

猫のようにしぶとく生きることを歌った『9lives』

まずは、４月２日に発売となった最新アルバム『9lives』についてうかがいました。

「私にとって猫は、無償の愛をくれて、どんなときも人生を照らし、導いてくれる存在なんです。先祖代々みんな猫が好きで、ずっと猫を飼ってきてたくさんの猫との出会いがありましたが、つねに猫に助けてもらってきたなと感じています。それぞれ毛並みも顔も表情も生き方も性格もみんな違うけど、それぞれの猫との運命、出会った意味が存在しているんです。そんな猫たちの“生きた証”を残したいという思いが昔からずっとあったので、今回、3年半ぶりのアルバムを作るということで、猫をコンセプトにしました。愛にあふれた、ものすごく猫まみれのアルバムが完成してうれしいですね」

アルバムのタイトル『9lives』にはいろいろな思いが込められているそうです。

「“猫は９つの魂を持っている”（A cat has nine lives）ということから、“猫はしぶとく、容易には死なない”という意味なんですが、９つの魂ってすごくかっこいいなと思いますね。猫ってすごくたくましくて、生きることに対して一生懸命。そして、愛に溢れている。タイトルと同名の曲『9lives』では、そんな猫のようにたくましく生きることを歌っているんですが、つねに進化してキラキラ輝いて強くなっていかなきゃいけない、という気持ちにさせてくれる歌ですね。私は今まで別れの曲が多かったんですが、20代最後の年になり、今回は未来を見据えた、傷ついてきたからこその強さをぶつけることができたと思います。生きていく道しるべをくれる猫たちのメッセージが詰まっていて、モヤモヤしていた気持ちをバシッと未来に導いてくれる曲です」

ジャケットに登場しているのは、愛猫マミタス。迫力ある目力です。

「猫がテーマなので、ジャケットはマミタスとのアップがいい、と自分からお願いしました。自宅に近いスタジオにマミタスを連れて行って撮影したんですが、メタボ体型なので、抱っこしている間、腕がプルップルになりました。家だとマミタスのほうからのしかかってくれている状態なので、ふだんは長時間、腕で抱っこすることがないんです。でも、カメラの向こうの時空を超えた未来と、大いなる光を見ているような、すごくいい顔をしたかっこいいマミタスが撮れたので、うれしいです」

自宅でマミタスとジャケ写ごっこ？

猫という最強生命体がいるこの銀河こそ、宇宙の勝ち組！

ミュージックビデオでは、なんと9999匹の猫が登場するとのこと。しょこたんファンだけでなく、猫好きにとっても楽しめるＭＶになりそうです。

「このアルバムを作っているとき、家族であり、尊敬する存在である猫のかっこいい姿を残すためにはどうしたらいいんだろうと考えていて、“世界一、猫が出てくるミュージックビデオを作ってみたい！”と思いついたんです。それで、マミタスたちだけでなくて、たくさんのみなさんの愛猫の写真や動画で作ろうと思い、募集させていただきました。期間は短かったんですけど大反響で、たくさん応募をいただいて、ファンの方はもちろん、私の曲は知らないけれど、“愛猫の生きた証を一緒に残したい”という愛で送ってきてくださった方もたくさんいて、うれしかったですね。のせきれないくらいたくさんの猫ちゃんの、すごくいい表情が集まりました」

激しくチューされ、おとなしく受け入れるマミタス

「それを監督さんが毎日夜なべして、モザイクアートにしたり、いろいろな形でたくさんの猫の姿をまとめてくださいました。9999匹の猫が登場するんですが、見てると泣けてくるくらい、みんなたくましく一生懸命生きている感じが伝わってきますね。こんなに個性さまざまで素晴らしい猫という最強生命体がいるこの銀河こそ、宇宙の勝ち組じゃないか、と改めて感じました。私は今まで、すぐに“もうだめだ、逃げちゃいたい”と思ってしまう性格でしたが、そういうことを言ってる場合じゃない！　猫の生きる強さと猫のくれる愛、猫への愛、猫の生きた証……、それらをテーマに生まれた曲なので、猫が好きな方はミュージックビデオを見ると絶対泣けてくると思います。うちの先祖代々、ずっとこれをやりたかったんじゃないか、と思うくらいのアルバムなので、ぜひ聞いていただきたいです」