ぬくもりあふれる愛犬グッズに囲まれて vol.4【いぬねこ宅の幸せスタイル】

vol.4 ぬくもりあふれる愛犬グッズに囲まれて

底冷えするような寒い冬の日でも、金森さんが用意した冬用ウエアで外出の準備万端なマービンとルーファス。
今回は２頭の冬支度と金森さんお手製アイテムをご紹介します。

家族でおそろいのニットウエア

Vol.3でも紹介したように、とにかく散歩好き、外出好きだというマービンとルーファス。そんな２頭を寒い冬の日でも安心して連れて出られるよう、冬用ウエアを探したという金森さん。

「犬用の洋服をいろいろ買うほうではないけれど、私たちが着てみて、ほんとうに暖かくて気に入っていたのと同じセーターに犬用があることを知って購入しました」

メーカーは、フィッシャーマンズセーターで知られる「INVERALLAN（インヴァーアラン）」。確かに編み込みがしっかりしていてとても暖かそうだし、ベーシックなスタイルが飽きずに長く着れそう。何よりマービンとルーファスにぴったり似合っているところが心憎いです。

かぶりもので干支に変身

そしてもうひとつ、金森さんが用意しておいてくれたのが愛犬たちの帽子。
「帽子は作ったのですが、年賀状の写真用に嫌がるのを無理にかぶせました……。よくないですね、もうしません（笑）」（年賀状３点の写真提供：金森さん）

子年のマービン。完全に帽子と一体化してぬいぐるみにしか見えません！

虎年のマービン＆ルーファス。ちょっとワイルドに見えなくもない２頭。ルーファスの控えめな目線がかわいい！

卯年のマービン＆ルーファス。休憩モードの２頭にうさぎ耳の帽子をかぶってもらい撮った1枚だそう。かわいすぎて、うさぎでも犬でもないファンタジーの世界の動物のようです。

「かぶりもの反対！」とサンタ帽に顎を乗せて、どんよりマービン

マービンとルーファスのぬいぐるみ

金森さんの手作りといえば、やっぱりぬいぐるみ。
きっとお部屋には自作のぬいぐるみがたくさん飾ってあるのでは……と予想していましたが、意外にも部屋には猫や犬のぬいぐるみがほんの数体。あとはほかの作家さんのものだったりするようです。

「自作のぬいぐるみは、ほとんどが人の手に渡ってしまっているので、うちにはあまり残っていないんですよ」と金森さん。

といっても、愛犬マービンとルーファスをモデルにしたぬいぐるみは、ちゃんと手元に残してありました。お気に入りの布やパーツを使った愛らしいぬいぐるみです。
「どうやらマービンは気に入ってくれているようで、くわえて行っても壊さずに寝床で枕にして寝ていたりします。ルーファスはあまり関心がないみたい（笑）」

おもちゃも手づくり

ぬいぐるみ制作に追われても、合間を見て２頭のためにおもちゃを手作りすることもあるという金森さん。Vol.1に登場したプチ・ドッグランで遊んでいたボーン形おもちゃ、犬の形のクッションはいずれも金森さんのお手製。

「おもちゃは、余り生地で作ったりして楽しんでいます。なので、ボーン形おもちゃも犬クッションも表裏違う生地なんですよ

犬の毛でアクセサリー作り

リメイク好きの金森さんは、犬毛（いぬげ）でブローチまで作ってしまいました！

「マービンとルーファスのブラッシングの時にとれる毛で作ったブローチです。当時、犬の毛でつくるフェルトの本を見ながら、見よう見真似でつくったものです」

２頭の存在感まで写しとられているような、ふわふわ愛らしい犬の毛ブローチ。大きさもマービンとルーファスみたいですね

スヌーピーからはじまった犬愛

自他ともに認める動物好きの金森さん。これまで制作してきたぬいぐるみのラインナップも、犬はもちろん、猫、リス、ゾウ、ペンギン、羊 etc.とさまざま。パンダも大好きで、ご主人に愛犬たちのお世話にをしてもらえる週末を利用して、友人と一緒に中国の四川省までパンダの姿を見に行ったことがあるほど。

「動物好きはパンダから、犬好きはスヌーピーからかもしれません。あ、両方とも白黒だ（笑）。子どもの頃、スヌーピー好きの叔母にスヌーピーの映画に連れて行ってもらったり、グッズをプレゼントしてもらったりするうちに、子どもながらにスヌーピーのかわいすぎないクールな感じが大好きになりました。なので、私の作るぬいぐるみも、どこかスヌーピーを意識している気がします」

取材当日は小学生時代からのコレクションの全貌は見られませんでしたが、窓辺のソファに座るスヌーピーの姿を見る限り、金森さんのスヌーピー愛は健在の様子。自分の好きな世界と大切につきあってきた金森さんのヒストリーが垣間見えたような気がしました。

そんな金森さんの愛情を一身に受けているマービンとルーファスは、本当に幸せ犬です。これからもファミリーでハッピーな時間をお過ごしください！

金森さん、そしてマービン＆ルーファス、ご協力ほんとうにありがとうございました。