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猫たちがまったりできるスペースがいっぱい vol.1【いぬねこ宅の幸せスタイル】

vol.1 猫たちがまったりできるスペースがいっぱい

昭和レトロな趣の一軒家に好きな東欧や北欧の家具や雑貨を取り入れて、自分たちらしい居心地のいい部屋づくりをしているダイ小林さんとカマタユリコさん。犬や猫のオブジェやイラストが飾られた玄関からして、動物好きであることが伝わってくるふたりの幸せな猫生活ぶりを4回にわたってご紹介します。

ハチくん&サビコちゃん宅の間取り図

1階には庭に面したリビングダイニング、2階には個室が3部屋もあるゆったりした住まい。押し入れもあるので収納力も抜群。

昭和な家を居心地よくアレンジして

経堂の仕事場にほど近い八幡山で猫2匹と暮らすダイ小林さんとカマタユリコさんの家は、昭和レトロな趣の庭付き一軒家。築30年は経つと思われる家屋は、DIYが得意な大家さんが自らリフォームをしたそうで、玄関扉もどこか北欧テイストに感じられる淡いペールトーンの色でペイントされています。
昭和レトロな空間に北欧テイストのランプや椅子がなじんでいる

扉を開けると、最初に目に飛び込んでくるのは、犬や猫モチーフのオブジェやフレームの数々。北欧の有名な陶芸家の作品もあれば、自分のショップで扱っている作家さんや好きなイラストレーターの絵画作品まで、ギャラリーの壁面のようにセンスよくディスプレイされています。
エントランスは小さなギャラリーのよう

「ここに引っ越してくるまでは団地に暮らしていたんですよ。2010年の暮れぐらいにショップの在庫置き場用の部屋も確保できる住まいを探していて、不動産情報サイトを検索していたら、この家の情報を見つけて。仕事場のある経堂まで20分ぐらいだし、車なら5分ぐらい。スペース的にも十分なゆとりがあるし、いい家と巡り合えたなぁと思って」

ハチ割れな上に犬っぽいから「ハチ」

ふと気付くと肝心の住猫がガラス窓の近くに置かれた椅子の上でくつろいでいます。

「このコは、ハチ。顔がハチ割れだから、末広がりで縁起がいいということでハチという名前になりました。それに子猫のときから家猫だから、人懐っこくて走って飛んで来たりして、ちょっと犬っぽいところもあったから。もう1匹のサビコはまったく人に懐かないので、正反対なんですよ」
カメラにも動じず、きょとんとした表情のハチくん

ハチくんはいろいろな偶然が重なって、カマタさんの元にやって来ました。

「ハチの前に『くる』という黒白のオス猫を飼っていたんですが、4才で心臓病で亡くなってしまって。その前日に友人から『猫を保護したのでどう?』と言われていたんですが、うちにはくるがいるから、って断っていたんです。ところが、その翌日にくるが星になり……。そのコがハチと同じような黒白のオス猫だったので、なんだか縁を感じて、そのまま飼うことにしたんです」
白いフレームの猫はカマタさんが描いたもの。前に飼っていたくるちゃんをモデルにしたイラストです。
フードボウルも黒白の猫さん。プレゼントしていただいたものだそう

実は犬のほうが好きな小林さん

実家でポメラニアンとスピッツのmix犬を飼っていて、大の犬好きだった小林さん。猫にあまり免疫がなく、ハチくんとの暮らしにも戸惑いが大きかったようです。

「結婚する前から、『ああ、猫飼っているんだぁ』と思いながら見ていたんだけど、いざ一緒に暮らしてみると、猫をどう扱っていいのかわからなくって。犬と違って呼んでも来ないし、仕事から帰っても玄関まで迎えに来てくれないし。実家で飼っていた犬にしたように、がーっと抱っこしたくても嫌がるし」
椅子の上から椅子の下へ、居心地のよい場所を転々。畳が気持ちいいのでしょうか
そうぼやく小林さんですが、たまに実家の家族が旅行で留守をするときに愛犬を預かったりするのが嬉しくてしょうがないようです。

「そのときは1階を犬のスペース、2階を猫のスペースと分けて預かって。2週間ぐらいの間、家に帰ればキャンキャン出迎えてくれるし、『お帰りなさーい!』と言わんばかりに戯れてくるのが嬉しくて、『そうそう、これがほしかった~!』って」

だからまだ猫派とは言い切れない、と言いながらも、ハチくんと戯れる姿はとっても嬉しそうでした。
カメラ撮影に解せない表情のハチくんもまたかわいい! ハイタッチに前足ペコリに、いろいろやってくれました。ありがとうハチくん。
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