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犬の病気・症状データベース:尿路結石(尿石症)についての詳細情報です。

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尿路結石(尿石症)(にょうろけっせき(にょうせきしょう))

尿路結石(尿石症)の症状と治療、予防方法

■解説
尿をためておく膀胱や尿道、尿管などの尿の通り道に結石ができる病気です。結石ができる場所によって、膀胱結石、尿道結石、尿管結石と呼ばれたり、総称として尿石症、結石症と呼ばれることもあります。痛みのせいで排尿姿勢をとっても尿が出にくいのが代表的な症状。また、尿路に細菌感染を併発し、頻尿や血尿の原因になる場合もあります。尿がまったく出なくなる尿路閉塞を起こすこともあり、放置すると急性腎不全となり、早急に治療しないと命にかかわります。

■原因
細菌感染による膀胱炎、水分摂取量の減少や排尿の我慢による尿の濃縮、フード中のリン酸・マグネシウム・カルシウムなどの過剰摂取、尿がアルカリ性または酸性に傾いていること、ホルモンや代謝の乱れなどで、体の中の老廃物が尿中で結晶化し、尿の通り道に滞ると有機物や他のミネラルと結合してだんだん大きくなり結石になっていきます。結晶かする原因には遺伝が関与しているとも言われています。

■症状
尿路結石の元となる結晶は、とがった固いものです。この結晶や小さい結石が尿路を刺激すると、膀胱炎になったり、血尿になったりして、トイレの回数が増える、トイレをするときに痛がるといった様子が見られることがあります。結石が大きくなると尿路を塞ぐようになります。特に尿道を塞いでしまうと排尿できずに膀胱がパンパンになり、嘔吐を繰り返したり、食欲・元気がなくなったり、急性腎不全の症状が見られることもあります。

■診断
尿検査によって、尿の状態と尿中の結晶から結石の種類を推定することができます。ある程度の大きさの結石であればレントゲン検査で診断ができますが、レントゲンでは確認できないほど小さい場合やレントゲンでは映らない種類の結石の場合はエコー検査で尿管や腎臓の変化を調べます。さらにCT検査の併用が必要な場合もあります。

■なりやすい犬種ダルメシアン
シー・ズー、シュナウザー、ウェルシュ・コーギーなど

■治療方法 結石の種類によりますが、原則的には薬で結石を溶かす治療を行います。大きな結石は手術で取り除く場合も。再発防止のために食事療法や抗生物質の投与も行われます。

■予防方法 膀胱炎が原因になることもあるため、膀胱炎に気をつけることが予防に。ウェルシュ・コーギー・ペンブロークやダルメシアンは結石ができやすいので、尿が出にくいときは、すぐに検査を受けましょう。

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