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猫の病気・症状データベース:角膜炎についての詳細情報です。
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角膜炎(かくまくえん)
角膜炎の症状と治療、予防方法
■解説
角膜とは目の表面を覆っている膜。異物の刺激やひっかき傷、結膜炎の悪化などが原因となって炎症を起こす。目を痛がってこすったり、光をまぶしがるようになる。抗生物質などで治療する。
■原因
トゲや毛、ひっかき傷や、ぶつかったこと等により、角膜が何らかの原因で傷ついて起こることが多い。ウイルス、細菌が等が原因で引き起こされることもある。
■症状
目を痛がって開けづらそうな様子を示したり、こすったりすることがあります。また、光を眩しがるようになる事もあります。
■診断
特殊な色に染まる液体で角膜を染色して傷の確認を行います。
■治療方法
主に点眼薬、眼軟膏を使って角膜の傷や炎症を治療します。抗炎症剤や抗生物質、角膜保護剤などを組み合わせて使います。また、違和感があることで猫が自分で目をひっかいてしまい、悪化してしまったり、なかなか治癒しないこともあるので治療期間中はエリザベスカラーの着用などの自傷防止策が必要になることもあります。
■予防方法
思わぬ要因で角膜炎を起こしてしまうことがある一方、猫カゼからくる結膜炎から波及することもあります。まぶしそうに目を細めていたり、しばしばしている様子が見られたら、早めにかかりつけの病院で診てもらいましょう。早期発見・早期治療に努めましょう。治療は自宅での点眼が主体です。普段から顔周りを触ったり、点眼できるようなイメージをもっておくといざというときにしっかりと治療してあげることができます。