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いぬのきもちビギナーズ~いいな!犬のいる暮らしって…Vol.7 犬に起こりがちなケガなど

Vol.7 犬に起こりがちなケガなど

犬を飼いたい人すべてにお届けする『いぬのきもち』ビギナーズ。陽子ちゃんと増代さんは、犬の病気やケガについて好先生に教わっているよう。うっかり見落してしまいがちな、犬の病気やケガにはどんなものがあるのでしょうか?
【よくわかる解説】子犬は体力がないので、異変を感じたら動物病院へ!

新しい家庭に迎えられたばかりの犬は、環境の変化によるストレスから体調をくずしてしまうことも。とくに子犬は体力がないので「何かおかしい」と思ったら、のんびり構えず、すみやかにかかりつけの獣医師さんに相談しましょう!
よくある症状が、嘔吐です。ストレスが原因となっている場合もありますが、肝臓や腎臓の病気、感染症がひそんでいる可能性も……。
また、ウンチがゆるいのも、じつは危険信号。フードが傷んでいたというケースやストレスが原因の場合もありますが、なかには炎症や感染症が原因の場合もあります。

大切なのは、あらかじめ頼れる動物病院を探しておくこと。犬を迎え入れたら、まず「社会見学」として、愛犬を連れて近所の動物病院に行ってみることがおすすめです。
【よくわかる解説】人は気にしなくても犬には危険なことも

椅子から飛び降りた、ドアにはさまった……など、飼い主さんは何げないことだと思っても子犬にとっては大きな衝撃となることも。
とくにポメラニアンやチワワなどの犬種は、飼い主さんのひざからジャンプしただけで、ねんざしてしまうこともあるほどなので、気をつけてあげましょう。
【よくわかる解説】子犬は何でも口に入れてしまう危険が

子犬時代は、とにかく好奇心旺盛。床に落ちているものは何でも口に入れてしまう傾向があるので、ボタンやヒモ、ペットボトルのキャップなど飲みこんだら危険なものがないかを毎日確認しましょう。破壊してしまいそうなおもちゃはそのつど片づけ、危なくなったらすてる習慣が愛犬のためにも大切です。
【よくわかる解説】避妊・去勢手術も念頭に

子犬を望まないなら、動物病院の先生と相談をして生後6〜8カ月ぐらいに避妊・去勢手術を受けることがおすすめです。
避妊・去勢手術を受けるメリットは大きく、発情期のストレスが軽減され犬の気持ちが安定するほか、一説では生殖器の発ガン率が1/10に減少するなど、いろいろな病気にかかるリスクを減らせることも確かめられています。
メスの避妊手術は卵巣と子宮を摘出し、オスの去勢手術は睾丸を摘出する手術が一般的で、病院によって違ってはきますが、費用はメス3〜5万円、オス2〜3万円が目安です。オスは去勢をするとほかの犬とケンカをすることが減り、発情期のメスが近づいても性衝動からくるストレスがなくなります。また、メスもオスと同じように性格がおだやかになり、よりしつけやすくなる傾向に。
取材•イラスト:ふじいまさこ / 文:本吉恭子

監修
藤井仁美先生
獣医師、ペットカウンセラー。英国でペットカウンセリングの資格を取得し、動物病院などで活動。現在、東京都渋谷区の代官山動物病院に勤務
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