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犬のしつけを科学する<トレーニング>

犬のしつけを科学する<トレーニング>

『いぬのきもち』2016年11月号では、「犬のしつけを科学する」の特集をしています。
ふだんの愛犬のトレーニングが、じつは科学的な理論に基づいていることを改めて解説した特集です。
この中から、犬のトレーニングのパートをご紹介します。

トレーニングは徐々にステップアップすることが大切

刺激は、組み合わせて提示される刺激によって、犬にとって快なものにも不快なものにも変化します。
ですから、トレーニングなどで新しい刺激に犬が接する場合は、犬にとって快な刺激であるフードと組み合わせるようにします。
また、犬が少しずつ刺激に接することができるようにすることも重要です。
たとえば、ブラッシングの場合、使う道具であるブラシ(コーム)は、見た目とそれが肌に当たる感触、動きといった、刺激の側面があります。
ですから、まず犬がブラシを見て、リラックスしていたら、フードを提供します。
最初は、床に置いた状態、次にブラシを手に持って。そして、感触を紹介します。
なでられるのが好きな場所をブラシ(コーム)で触れ、リラックスしていたら、フードを提供。
これを徐々にあまり好きではない体の部位に触れるまで、繰り返します。

その次は、大きくブラシ(コーム)をかけ、リラックスしていたら、フードを提供します。
なでられるのが好きな部位から、徐々に、少しずつ難易度を上げながら、反復します。
ステップは細かく設定し、ゴールに早くたどり着くことを目標にするのではなく、リラックスしていることを徹底的に強化するつもりで進めます。
新しいセッションを実施するときには、少し前のステップから始めるようにするといいでしょう。

犬が全身をブラッシングされてもリラックスしていられることがゴールです。


いかがでしたか? 
このほかにも「いぬのきもち」2016年11月号の注目企画は『犬のしつけを科学する』。犬のトレーニングのしかたやその科学的なしくみがわかります。
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