小悪魔こむぎ、目の検査をする<前編>
かわいい顔でまわりを振り回しちゃう小さな柴の小悪魔犬『こむぎ』です。
現在8才のこむぎ、シニアと呼ばれる年齢になりました。年齢を重ねると気になってくるのが健康面。飼い主には、ずっと気がかりなことがありました。
騙したの? 遊びのつもりが病院に。
こむぎの健康面でかなり前から気になっていたこと、それは目。瞳が光の当たり方や撮った写真を編集していると青白っぽく見えるときがありました。
かかりつけの動物病院で相談をしてみたところ「とくに心配はないですよ」と安心のお言葉をいただいたのですが、こむぎも8才のシニアです。今後のために専門の先生にも診てもらおうと決心しました。
やってきたのは眼科ケアセンターを併設している東京ウエスト動物病院です。電車とバスを乗り継いで小一時間、お出かけ気分でこむぎもちょっぴりゴキゲンでした。そう、ここまでは。
気づいてしまいましたね、今日はお出かけではなく病院に行くことが目的だったことに。あなたの目をちゃんと診てもらうために来たのですよ。
病院は、あまり得意ではないこむぎ。待合室では緊張のあまりちょっぴりドキドキしています。
診察室に呼ばれ、こむぎの検査がスタート。検温中も、心なしか表情が切ないです。
こむぎさん、まだ検査は始まったばかり。頑張りましょうね。
今回、こむぎを診ていただいたのは東京ウエスト動物病院院長の江島博康先生です。
まずは先生が肉眼でこむぎの目を確認。ここで白目の色などをチェックします。
続いて、スリットランプと呼ばれる検査器具を使って目のふちやまぶた、角膜、結膜、瞳孔、水晶体など目全体のチェックに。角膜の傷や白内障は、光を当てて確認します。
最初はジッと耐えて受診をしていたこむぎも、目に光を当てられると落ち着きがなくなってきました。最後には、私に助けを求めてしがみつくような仕草まで。こむぎさん、よく頑張ったね。検査はこれで終わりです。いっしょに先生にお話を聞きましょう。
ホッとして脱力気味のこむぎに対し、検査結果を聞くためにちょっとずつ緊張感が高まる私、きよ(こむぎ母)でした。
取材協力
東京ウエスト動物病院
http://www.tokyowest-ah.jp/
〒187-0043 東京都小平市学園東町29-43
院長 江島博康先生
次回予告
次回は、こむぎの検査結果と目の病気の予防法をお聞きします。