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もうすぐ5歳になる未避妊の柴です。避妊手術をしないとみんな子宮蓄膿症になりますか。

もうすぐ5歳になる未避妊の柴です。避妊手術をしないとみんな子宮蓄膿症になりますか。

未避妊の犬がすべて子宮蓄膿症になるとは限りませんが、ご相談者様の愛犬くらいの5歳ほどから徐々にみられ、高齢になるにつれて高い比率でみられる疾患であることは確かです。犬は、人と異なり一生生理(発情)がありますので、毎回愛犬の生理について、いつから、何日間出血があったかなど記録をとるようにしましょう。生理周期の変化から病気のサインを早く見つけることができます。具体的な症状には、元気、食欲の低下、嘔吐、膿状のおりもの、多飲多尿などがあげられます。治療法としては、手術で子宮摘出を行うことがほとんどです。

高齢になるにつれて、他に心疾患や肝臓や腎臓の疾患などが出てくるケースもあり、子宮蓄膿症になった場合の手術のリスクが高くなることもありますので、現在愛犬に疾患がないようであれば、今のうちに予防的に避妊手術をされることも検討してもいいかもしれません。かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
柴|♀|4歳10カ月
監修/いぬのきもち相談室 担当獣医師
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