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叱らないしつけをしていたら興奮がなかなか抑えられなくなってしまいました。やっぱり、きつく叱ったりすることも必要なのでしょうか。

叱らないしつけをしていたら興奮がなかなか抑えられなくなってしまいました。やっぱり、きつく叱ったりすることも必要なのでしょうか。

しつけにもメリハリが必要です。無理やり押さえつけたり、叩いたりするしつけはもちろんおすすめできませんが、愛犬には飼い主さんに従うことで、欲しいものがもらえることや遊んでもらえることを学習させることが大切です。たとえば、ごはんをあげるときやおもちゃで遊ぶ前には必ず「おすわり」などの号令をかけ、従ってから初めて与えるようにします。我慢比べで飼い主さんが負けてしまって、飼い主さんの号令を無視して自分の意思が通ると、逆に犬のほうが飼い主さんをコントロールするようになります。吠えてうるさいからごはんをあげる、仕事中に愛犬が近寄ってきたから遊んであげたというようなことは犬が飼い主さんを従わせてしまっている状態です。ご相談者様の愛犬も騒ぐと飼い主さんが振り向いてくれる、遊んでくれるということを学習している結果かもしれませんね。愛犬が何か要求を出した場合はすぐにそれに従うのではなく、それを無視して愛犬に何か号令をかけ、それに従ったら、ごほうびとして犬の要求を叶えるようにしてみましょう。はじめは時間もかかって面倒に思うかもしれませんが、徹底して続けていくことが大切です。どこかで妥協してしまうと犬は賢いので、やはり自分の要求を通すために興奮してしまうことになってしまうでしょう。ただし、こちら側も愛犬の不満はしっかり解消してあげましょう。若くてエネルギーのあり余っている子はエネルギーの発散として激しく興奮してしまったり不満を爆発させてしまうことになります。普段、お留守番が長くて運動量が足りていないような子は、まずはしっかりエネルギー発散の機会を与え、快適な生活を与えてあげることが必要ですね。
ミニチュア・シュナウザー|S|2歳1カ月
監修/いぬのきもち相談室 担当獣医師
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