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18歳になる日本猫です。呼吸器疾患でネブライジング治療を行っていますが、しゃべりかけてもこちらを見ない、場所が分からないようで、物にぶつかってしまいます。治療の副作用ですか。

18歳になる日本猫です。呼吸器疾患でネブライジング治療を行っていますが、しゃべりかけてもこちらを見ない、場所が分からないようで、物にぶつかってしまいます。治療の副作用ですか。

ネブライザ—は、特別な機械で薬剤の粒子を微細なものにして、気道の奥のほうまで高濃度に薬剤を浸透させたり、気道を加湿したりする効果があるので、呼吸器疾患のある猫で度々用いられる方法です。ネブライザ—は投薬と異なり、気道の局所での薬剤濃度が高濃度であっても、血液中の薬剤濃度が低いために、全身性の副作用が非常に少ないです。ご相談者様の愛猫の心配されている症状は、目が見えない、耳が聞こえないなどの症状がでているように推察されます。ネブライジング治療の副作用としてこのような症状がでるという報告は今までにありませんので、ネブライジング治療の副作用である可能性は非常に低いと思われます。しかし、急にこのような症状が出ているようでしたら、脳などの神経の異常や、高血圧による失明などの可能性もあるかと思います。かかりつけの獣医師に今の症状を診てもらいましょう。
アビシニアン|♂|20歳10カ月
監修/ねこのきもち相談室 担当獣医師
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