Q&A生態・行動
UP DATE
愛猫は7カ月になり、ヒゲが伸びてきたのですが切ったほうがいいのでしょうか。
愛猫は7カ月になり、ヒゲが伸びてきたのですが切ったほうがいいのでしょうか。
猫のヒゲは色々な役割をしています。切ってしまうとその役割が果たせなくなってしまうかもしれませんね。
ヒゲは「洞毛」と呼ばれる毛の一つです。洞毛は、からだ全体に生えている被毛と違い神経が集まっていて、空気の流れや小さな動きにも敏感に反応します。洞毛が生えているのは鼻の下だけではなく、目の上、頬の横、あごの下、前足の下のほうにも生えています。暗闇で動くとき、高い場所でバランスを取るときなど、空気の流れを感知して視覚に頼らずに動くことができます。
また、ヒゲの根元には筋肉がついていて自由に動かすことができます。猫が歩いているときは広い範囲を感知するためにヒゲを外側に向けてピンと張っているように見えます。猫が休んでいるときはヒゲをたたむように後ろに向けます。他にも猫同士が挨拶をしたり、においをクンクン嗅ぐときのヒゲはだらんとした状態になります。
室内で生活している猫のヒゲを切ったからといって、動きが悪くなる、バランスが取れなくなるといった様子が見られることはほとんどないようです。しかし、猫にとって大切な感覚器であるヒゲは切らずにそのままにしてあげたほうがいいと思いますよ。
ヒゲは「洞毛」と呼ばれる毛の一つです。洞毛は、からだ全体に生えている被毛と違い神経が集まっていて、空気の流れや小さな動きにも敏感に反応します。洞毛が生えているのは鼻の下だけではなく、目の上、頬の横、あごの下、前足の下のほうにも生えています。暗闇で動くとき、高い場所でバランスを取るときなど、空気の流れを感知して視覚に頼らずに動くことができます。
また、ヒゲの根元には筋肉がついていて自由に動かすことができます。猫が歩いているときは広い範囲を感知するためにヒゲを外側に向けてピンと張っているように見えます。猫が休んでいるときはヒゲをたたむように後ろに向けます。他にも猫同士が挨拶をしたり、においをクンクン嗅ぐときのヒゲはだらんとした状態になります。
室内で生活している猫のヒゲを切ったからといって、動きが悪くなる、バランスが取れなくなるといった様子が見られることはほとんどないようです。しかし、猫にとって大切な感覚器であるヒゲは切らずにそのままにしてあげたほうがいいと思いますよ。
ミックス|♀|0歳7カ月
監修/ねこのきもち相談室 担当獣医師
CATEGORY Q&A生態・行動
UP DATE